障害者用駐車場に関する一考察

 


 久々の更新です。忘れられちゃったかな?
 私の彼女が車椅子を使用している関係で、よくドライブや買い物先で
障害者用駐車場を利用している。最近、多くの大型店では障害者用の
駐車場を備えている。その恩恵を受けているのだけど、正しく使われて
いる駐車場は数少ないのではないだろうか?
 そこで、今回は「障害者用駐車場」(駐車スペースといった方が正しいか?)
について、私なりに考えてみた。

 1.平気で停める健常者は論外
 まず、このことを言っておきたい。内部障害者の方もいるので、外見で
判断するのは早計であるとは思うけど、明らかに健常者と思われる輩(やから)が
堂々と駐車しているのを見かける。こういう人たちは、はっきり言って論外です。
 障害者用駐車場は、お店に至近距離で便利でしょう。混雑時や雨天時に
ふと停めたくなるのでしょうか。だとしてもですよ、ちょっと離れたところに
停めたとしてもなんの不都合があるのでしょうか?2キロも3キロも歩かなければ
ならないのでしょうか?たった50メートルでしょ?100メートルでしょ?
歩けない距離でしょうか?
 障害者用駐車場に平気で駐車する健常者は論外です。ドライバの意思で
停めたのなら、そのドライバの人間性を疑わずにはいられません。
 はっきり言うと車を運転する資格がないです。

 2.なぜ車椅子用駐車場か?
 これも、良くわかっていない方が多いのではないでしょうか?
 こういう駐車場を見たことがあれば、お気づきでしょうが、
車椅子用駐車場は他の駐車場に比べ幅が広い。これは、
車椅子へ移乗する際、車のドアを全開しなければいけないからで
ある。全開した場合、他の車に接触することを避けるためである。

 3.誰がための駐車場か?
 車椅子用の駐車場は、大きく車椅子のマークが書かれている。
 果たして、どういう方が停めるべき駐車場なのか?
 これが、はっきりしない。車椅子を使用する方のために
作られたものか?あるいは、身体障害者(特に下肢障害)のための
ものか?はたまた、視覚、聴覚、精神、内部障害者等々まで
含むものか?一時的に(骨折等で)移動を困難にする方はどうなのか?
 お店によっては、「車椅子専用」とか「障害者専用」、はたまた
妊婦さん等も含むという表示やマークで示されている場合もあるが、
それもお店によってまちまちである。はっきりとした基準が
出されてもいい頃だろう。
 なお、車椅子使用者より杖等歩行が困難な障害者も少なくない
ことを付記しておこう。とかく障害者イコール車椅子とみる
傾向が強いが、障害者といっても障害の程度は千差万別である。
一概に一くくりするものではない。

 4.必ず必要か?何台必要か?
 小さな小さな郵便局、駐車場が2台。そういうところにも
車椅子マークの駐車場がある。はたまた、だだっ広い駐車場で
車椅子用駐車場がお店の入り口を占拠しているお店も見かける。
 公共の場、障害者だけの利便を追及するのもいかがだろうか?
 2台しかない駐車場、1台は障害者専用となったら、他の方は
1台の駐車場の空きを待つために列を連ねるか、はたまた
路上にとめてしまうか、どちらにしても交通に支障をきたしかねない。
 大変残念ながら、まだまだ多くの障害者がそとで自由に買い物などを
楽しんでる光景は見られない。そんなに沢山の駐車場を用意されても
使い切れない現状である(多くの障害を持つ方に買い物を楽しんで
もらいたいと思う店の意向ならば、それは大いに敬意を表するが)
 障害者「専用」駐車場は、現状では必要以上にとらなくても
よいと思う。障害者「専用」を少し減らす代わりに障害者「優先」
駐車場を設けてはどうだろうか?幸い障害者用駐車場を多く有する
店舗は大型で、駐車場整理係もいることが多い。本当に必要に
なった場合、館内放送等で「優先」駐車場をあけてもらっても
よいだろう。

 5.駐車を阻害するもの
 折角の障害者用駐車場、その前には、停められないように
ポールがドーンと。そういう駐車場が驚くほど多い。
 一部の心無い健常者が駐車しないようにおいてあると推測するが、
それ以上に、本当に必要な障害者の利用を妨げている。
幸い(?)私たちは私が車から降りてポールをどかせられるが、
車椅子の方が単独で運転する車、あるいは車椅子の方同士で
買い物に出かけた場合、どうやって駐車したらよいのだろうか?
 折角、駐車場を用意しても駐車できなかったら、いったい
どうしたらよいであろうか?「停めるな!!」と同義ではないか?
 良く、「障害者の方は事前に連絡して・・・」云々の理由を
こねる人がいるが、冗談もほどほどに。あなた自身、「今から
そちらに行きますが、駐車場あけておいてください」といいますか?
健常者も障害者もぶらりと言って楽しみたい、それは同じです。
 店主の方々、一部の心無い健常者のためにこういう本末転倒な
ことはやめてもらいたい。
 百歩譲って、心無きもの対策のためにせざるをえないのであれば、
そのポールに店の電話番号を見えるように書いていただきたい。
 携帯電話万能のご時世、そのポールに書かれた所に電話をすれば
店員さんが快く移動するようにしたらいかがだろうか?

 6.障害者用の駐車場の位置
 障害者用駐車場というと必ずと言っていいほど、お店の側、
入り口に至近距離にある。はたしてそこにしなければいけないのか?
 車椅子を使用している人には上肢はとりたてて問題がない、
介助者と行動していて、介助者に押してもらえるからよい、
という方も多い。
 私自身は安全に乗降できれば必ずしも至近距離にこだわる必要は
ないと思っている。かといって、あまり遠すぎても困るが・・・
 公共の場、障害の有無に関わらずみんなが気持ちよく
利用したいものである。
 「雨の日が困るだろう」という指摘もあろうが、雨で困るのは
障害者も健常者も同様であろう。雨の日に気持ちよく利用できるように
するのはみんなで考えるべきものだろう。

 以上、思ったことをつらつら書いてみたが、意見・批評等は遠慮なくどうぞ

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