
1984年の10月に発売になり、今は生産中止機種になっているOM−3の復刻版。
復活デビューは94年の11月。
旧OM−3を、チタンカバー外装に変え、さらにTシリーズストロボでのダイレクト測光や全速同調のスーパーFPシンクロ機構など、ストロボ撮影の機能改良を施し、送り出したのがOM−3Tiである。初代発売からほぼ10年でチタン外装を身に纏っての再登場である。

旧OM−3は、OM−4(Ti)と同じように、マルチスポット測光や、ハイライト/シャドーコントロール機構を備えているが、OM−4が絞り優先可能な電子制御シャッターを採用しているのに対し、機械式シャッターのマニュアル専用機であるのが違いであった。

この旧OM−3、現役の頃には、あまり数が出なかった事と、機械式シャッターのMF高級機があまり無いことでの希少価値も手伝って、一時は、中古市場で相当な高値を呼んでいた。
オリンパスも、それを知ってか知らずか、最近の金属カバーMF機の好調を受け、OM−3Tiとして復刻したのであろう。
ただ、復刻にあたり、当時の資料の散逸のため、旧OM−3をバラし、そのパーツから逆に図面を描いたりのリバースエンジニアリングも行われたらしい。そのせいかどうかは知らないが、旧OM−3の価格109、000円に対し、定価は200、000にもなってしまった。
うがった見方をすれば、旧OM−3ユーザーへの配慮ともいえるこの価格も、実売ベースでは、14−5万円まで下がり(価格なんて物は市場が決めるのですね)価格が暴落した中古OM−3ユーザーの恨み節は止みそうにもないのがいやはやなんとも、、、。

シリアルは「1000001」からだと思われる。
このカメラは特に限定という訳ではないのだが、あまり台数が出ていないのであろうか、、、私の所有する機体は、’98年の春に購入したものであるにもかかわらず、シリアルは「1001397!」
発売から3年以上たって1300台とは考えにくいけれども、、、
このwebをご覧の方で、OM−3Tiをお持ちの方は、是非シリアルを教えてください。