Nikon F3/T
このカメラのベースとなるF3がニコンのフラッグシップボディーの名をF2から引き継いで発売されたのが1980年の3月。
もうかれこれ18年目を迎え、現役カメラでは最年長グループである。
このF3のボディーのうち、ペンタ部カバー、左右上部カバー、底面カバー、裏蓋をチタン化したものがF3/Tである。
F3/Tは、まず、チタンカラーのものが、’82/12に登場、その後、’84/9にブラックカラーが発売になった。

ノーマルF3との外観上の相違点で目に付く所は、まず、左肩の「F3/T」の文字。また塗装も、ニコンお得意の縮緬塗装で仕上げてある。

シリアルNo.は、F3ノーマルボディーが1200001から始まっている(現在は200万台あたりまで進んでいる)のに対し、頭に「T」の文字が付き、8500001から始まっている(ちなみにF3/Tチタンカラーのほうは8200001−)。

外装をチタン化することによって、重量はノーマルボディーより20g軽くなっている(740g)。もっとも、チタン化の目的は、軽量化もさることながら、衝撃、耐蝕性能のアップによる堅牢なボディーの実現にあると思われる。
このF3/T、今回の値上げ(9/1−)で、とうとうボディー価格が263,000円にもなってしまった、、、いくらニコンFヒトケタ唯一のMFボディーのチタン化モデルとはいえ、20年近く前の設計のカメラがこの値段では、、なかなか買うのに勇気が必要(?)。