今月の妖しもの

Nikon F3用 特注ファインダー

Nikon F3用 特注ファインダー

上の写真は、私が所有している、ちょっと変わったファインダーです。

もちろん、Nikonの製品カタログには載っていません。はい。

ベースは、F3用の高倍率ファインダーDW−4のようです。通常のDW−4は、煙突のような形状で、ファインダーをボディーに装着した際に、丁度真上から覗くような形になっています。

このファインダーは、このDW−4の光路を、途中、ミラーで90度曲げて、アイレベルファインダー同様の角度から覗くことが出来るように改造されたものであります。

HPファインダーDE−3と比較したものが上の2枚の写真です。造りも秀逸で、ちょっと見ただけでは、メーカーの通常のファインダーと見紛う出来であります。ただ、ちょっと大きい、、

実際にF3に装着してみると上の写真のような感じになります。

このファインダーを、ちょっとニコンのカメラを知っている人に見せると、「ああ、アクションファインダー付きですか、いいですねえ」なんて会話になりますが、ファインダーを覗かせると皆びっくりします。そこにはアクションファインダーとは全く別の、倍率6Xの世界が広がっていますから、、、。

さらに、このファインダー、ちょっと考えれば分かっていただけると思いますが、なんと上下左右とも逆像になってしまうのでありました。

なまじアイレベルで覗けるだけに、混乱の極みになってしまうこと請け合いです(笑)

しかし、なぜこのようなファインダーが必要なのか。また、このファインダーは誰が改造したのか。興味は尽きません。

私の知っている範囲で言えば、このようなファインダーは、医療用で使われている例がよくあります。CANONのF−1用でも、同じような構成のファインダーが装着されている例を知っています。また、このファインダーの、前の持ち主は、歯科医師であったことからも、この推測もあながち間違っていないのではと思っています。

また、製作者については、NIKON自身であるという説があります。このような改造をメーカーがしているかどうか、今のところ確認できておりません。ご存知の方がいらっしゃったら、教えてくださいませ。

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