講師:月華の棋士、橘雪翼


カメラって高いですよね〜。特に一眼レフカメラ。安いので我慢すればまぁまぁの出費で抑えられますが、やっぱり写真を撮っていると「もうちょっといいボディが欲しい」とか「明るいレンズがあればなぁ」「もうちょっと望遠(広角)」...なんて、欲しくなり始めるともう底が見えません。新品は高い! そこで、中古なら定価の半額以下で手に入るものもありこれはちょっとお得かも!? でも、中古ってちゃんと動くのかどうか心配...そこで、ここでは中古カメラの買い方を解説していきましょう!
あっと、もう1つ。今では生産が終わってしまったカメラ、レンズ、それらが手に入るのも中古の大きな魅力です。大抵は定価より安いことが多いのですが、中には..
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各部位名称
MFカメラ各部名称
MFレンズ各部名称
AFカメラ各部名称
AFズームレンズ各部名称




Scene1.相場を知る


domon「先生!中古の鬼先生!見てくださいこれ!往年の名機、アサヒペンタックスのSP!買っちゃいましたよ〜。なんと4万円。安いっしょ?」

橘雪翼:「.....。このぅ、バカチンがぁ〜!!いうぃですぅくわぁ〜、中古カメラぁ〜と言うものはですぅねぇ〜」

domon「先生、殴りたくなるので、金八はもういいです。」

橘雪翼:「.......。(-_-;)」
橘雪翼:「とっ、ともかく中古カメラッって物には相場ってもんがある。最近のAFカメラよりも安いからって、安易に購入してしまうと安いどころか、逆に高い買物になってしまうこともありえるんだ。」

domon「っげ!まじッスか?じゃぁ、もしかして、このSPは.....。」

橘雪翼:「ボッタクリです。」

domon「っのおぉぉぉぉぅ!!」

橘雪翼:「中古カメラ購入は、相場を知ることから初めてみよう。」

domon「いや、つっこんでくれよ!」


新品とは違って、中古品には定価というものがありません。置いてあるお店や状態によって値段は様々。中古品とは言え、やっぱりなるべく程度(カメラの状態。後記で詳しく解説)のいいものを安く買いたいもの。定価よりは安いからって、中古相場から大きくかけ離れた値段で買ってしまったことを、後で知ってしまうと悔しいですよね? そこで重要となるの相場。いわゆるレア物は置いていない店が多いですが、定番の商品...例えば現行で売られているカメラや、昔の物でも大ヒットした機種、レンズであれば標準前後のレンズ(標準ズーム、単焦点なら28ミリや50ミリ、135ミリ)というものは大抵の中古取扱店で置いてあります。そこで、何店かのお店で、同じ商品の値段をチェックしてみましょう。なんとなくおぼろげに「ああ、○○社の○○は大体これぐらいで売られているものなんだな」というのが分かってくるはずです。程度の差や中古保証の有無、付属品によって値段は大幅に上下するので、単一の商品だけを見て「ここの店は高い!」と即断するのは後々後悔することにもなりません。まずは、お目当ての商品がどれだけ市場に出回っていて、大体どれぐらいお金を出せば買えるのかをチェックしましょう。この他、雑誌の後の広告にも相場表が載っていることもあるのでチェックしてみてもいいでしょう。




Scene2.中古品でチェックすべきこと (ボディ編)


domon「先生!中古の鬼先生!見てくださいこれ!往年の名機、アサヒペンタックスのSP!またまた買っちゃいましたよ〜。こんどは相場もバッチリ、しかもさらに安い8千円。どやさ!」

橘雪翼:「.....。このぅ、バカチンがぁ〜!!いうぃですぅくわぁ〜、中古カメラぁ〜と言うものはですぅねぇ〜」

domon「先生、さっきやりました、ソレ。」

橘雪翼:「.......。(-_-;)」
橘雪翼:「とっ、ともかく中古カメラは安けりゃいいってもんじゃ無い!」
橘雪翼:「中古には定価がないことはもう分かっただろ?それはカメラの状態によるところが大きいからだ。お店のショーケースに並んではいるが、一度は人が使用した物。使い方は人それぞれ、どういう事情で手放したかも分からない。その様々にからんでくるカメラの事情を判断したものが、中古カメラの価格になるんだ。」

domon「と、いうことは.....。」

橘雪翼:そう、程度の良いものは相場よりも高く、悪いものは相場よりも安くなる。当然だな。」

domon「まっ、まだ分かんないじゃないですか?コレ?」

橘雪翼:「チェックはしたのか?」

domon「と、申しますと?」

橘雪翼:「.....。程度だよ。言ったろ?カメラには事情があるって。その事情による程度の見極めをしてその価格が見合っているかどうかを判断しなくちゃならんだろ?どれ、見せてみろ。」

domon「もっ、もしかして、またやっちゃいましたか?」

橘雪翼:「ジャンク品だな。」(ジャンク品:主に部品取りに使用される動作不能の壊れたカメラ等)

domon「っのおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぅっ!!」

橘雪翼:「では、どのような所をチェックし、判断すれば良いのかを見てみよう。」

domon「だから、つっこんでくれよ!」


Scene1で、相場を知ることを学びましたが、ちょっと待ってください。相場より安いからと言って安易に購入するのは禁物です。前述のように中古カメラには定価はありません。相場というものは平均的な程度を持つカメラの価値なので、当然平均より良い状態のカメラであれば、相場よりも高くなり、悪ければ安くなります。では“安い”の判断はどうすれば良いのか?カメラの程度を見極める事が必要です。これは自分の判断しかないのです。この辺が中古カメラの難しい所でもあり、目利き気分を味わえる面白い所でもあります。
さて、お目当ての物が見つかり、予算の折り合いもついて、いよいよショーウィンドーから取り出して見せてもらうことになりました!さぁ、心はワクワク、心臓はドキドキ。さぁ、ここからです。落ち着いて商品のチェックをしましょう。あれ?ちょっと待てよ?どこからチェックすればいいの?

店頭で主にチェックすべきところは以下の10点です。

●1 本体にアタリ、大きな傷はないか
●2 シャッターが切れるかどうか、巻き上げに異常はないか
●3 ファインダーを覗いて異常はないか
●4 露出計は正確に作動しているか
●5 フィルム室を開けて、フィルム圧板やフィルムレールの状態を見る
●6 マウント部から見て、マウント、ミラー、フォーカシングスクリーンに大きな傷やカビがないかどうか
●7 レンズを取り付けてシャッターを切った時、正確に絞りを絞ってくれているか
●8 セルフタイマーは作動するか
●9 フラッシュが発光するか
●10 電池室

●1
アタリとは、本体カバーが凹んでいたりすることです。カメラをぶつけたり落としたりするとこのようにアタリができたり大きな傷ができたりすることがあります。つまり、アタリや大きな傷があるということは、ぶつけたり落としたりした経歴がある、ということで内部機構へのダメージもそれ相応にあると思わなければなりません。

●2
シャッターを切ってみればいいのですが、できればシャッター速度をいろいろに変えて切ってみてください....とはいうものの、シャッター速度が250でも500でもあまり差は感じられません。ということで、高速側は気分の問題です。が、低速側は順々に速度を変えると、「あ、だんだんゆっくりになってきているな」というのが感じられます。精密なところまで分かるわけではないのですが、逆に明らかにおかしければNG、ということになります。布幕シャッターの場合、まれに巻き上げレバーがひっかかるなどの事もあります。裏ぶたを開けて巻いて見ることもしてみましょう。この時、布幕に劣化は無いかも確認してください。当然フォーカルプレーンシャッター(最近の金属製のシャッター幕)の場合も幕のチェックだけはやっておきましょう。

●3
ファインダーを覗いて、視界がおかしかったり、あまりにも埃が多かったりすると要注意。埃がたくさん入り込んでいる=埃の多い場所に保管されていた、とも考えられ、内部にも埃が入り込んでいる可能性が否定できません。ただ、どうしても多少の埃は入るのであまりに気にしすぎなくて大丈夫でしょう。
ごくごくたまに、ペンタプリズムがはがれている(ペンタプリズムを接着している接着剤が経年劣化で効力を無くしている)場合があります。この状態だとジャンク品の仲間入りなのですが...。

●4
これもシャッター同様、精密な検査は出来ませんが、店内の照明の方に向けたり、手で覆ってみたりして、露出値が変わることを確認すると良いでしょう。

●5
フィルム圧板が曲がっていた場合、当然NGでしょう。また、フィルムレール面のキズ、サビもチェックしておきましょう。あと、モルト(スポンジみたいなもので、フィルム室に光が入り込まないようにしてある)の状態も見ておきましょう。ベタついていれば交換の必要があります。モルトは時間が経てば劣化する物なので、モルトの状態が悪い=カメラの状態が悪い、とはなりません。

●6
マウント部の傷が多ければ、それだけ使われていた機体であることが予想されます。まあ、一本のレンズで使っていれば、使い込んでいても傷は付きにくいので関係ないといえば関係ないですが。ミラーやフォーカシングスクリーンも見て、腐食や傷を調べておきましょう。ファインダーから覗いた時には気付かなかったところがあるかもしれません。また、マウント部からはミラーアップ時の衝撃を和らげるためのモルトがあります。こちらの劣化もあわせて確認しておいて下さい。
AFカメラの場合、電子接点に異常が無いかもチェックです。端子の劣化は思わぬ事故につながりますので、電子接点ピンが折れ曲がっていないか、接点が欠けていないかをしっかりと見ておきましょう。レンズを付けてちゃんと駆動するかもチェックです。

●7
たまに、カメラの絞り機構がおかしくてちゃんと絞ってくれないことがあります。レンズを取り付け、モードをマニュアルにして絞りをいろいろ変えてシャッターを切ってみてください。レンズがおかしいこともあるので、絞りの動きに不安があれば、念の為別のレンズを取り付けてやってみてください。(なお、ここのレンズは店員さんに言って適当な物を出してもらうと良いでしょう。反射望遠レンズは絞りがないので不可ですが(笑))

●8 ●9
意外と盲点なので、一応チェックしておきましょう。使わない、という方もいるかもしれませんが、作動しないということは何らかの事故があっのかもしれません。動くに越したことはないですし。

●10
当然、液漏れしたあとがあったり、接点が錆びていたりした場合、その後ちゃんと作動してくれるかどうかに不安が残ります。


◆まとめ
一応重要チェック事項を上げてみましたが、一番良いのは可動部分は全部動かしてみることです。意外とお店が悪気がないのに見落としていた点なんかがあったりするものですし、動く、ということは壊れる可能性も秘めているのです。
「でも、初めて触るカメラだったら、元々そうなのか状態が悪いのかが分からない〜!!」
そんな時は、(在庫があれば)同じ機種を2台以上出してもらいましょう。その上で見比べ、触り比べて確かめてみるのです。そうすれば、異常も分かりやすいのでお勧めです。
AFカメラに限ってのことですが、電子接点もしっかりと見ておきましょう。ここも盲点です。まず心配は無いと思いますが、接点の欠けやキズなどがある場合は思わぬ動作不良を引き起こす可能性がありますので、そのような場合はやめておくのに超したことは無いです。




Scene3.中古品でチェックすべきこと (レンズ編)


domon「先生!中古の鬼先生!見てくださいこれ!往年の名機、アサヒペンタックスのSP!またまたまた買っちゃいましたよ〜。今度こそバッチリ、程度の良い物で1万5千円。完璧っす。どやさ!どやさ!」

橘雪翼:「.....。このぅ、バカチンがぁ〜!!いうぃですぅくわぁ〜、中古カメラぁ〜と言うものはですぅねぇ〜」

domon「そうそう、こないだ....。」

橘雪翼:「.......。あ....あのツッコミは.....(-_-;)」
橘雪翼:「とっ、ともかくそのカメラの先についているものはなんだ!」

domon「はぁ、レンズっすか?」

橘雪翼:「それは、どうしたんだ?」

domon「一番安かったのをつまんできましたであります!何か問題でも?」

橘雪翼:「.....。このぅ、バカチンがぁ〜!!いうぃですぅくわぁ〜、中古レンズゥ〜と言うものはですぅねぇ〜」

domon「やめろ。」

橘雪翼:「.....。」(ドス!( ̄  ̄メ)(ヴっ(ノ><)ノ

domon「わぁ〜きっ金八先生だぁ〜すごーい、どうしてだめなんですかぁ〜(;´・`)>」

橘雪翼:「レンズもボディと同じく、事情ってもんがある。ボディ同様しっかりと程度の見極めをしないといかんな。」

domon「まっ、またもやっちゃいましたか....。」

橘雪翼:「ああ。クソレンズだ。」

domon「っのおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぅっ!!」

橘雪翼:「では、レンズの場合ボディと違ってどのような所をチェックし、判断すれば良いのかを見てみよう。」


レンズの場合も相場、程度はあります。この辺はボディと同じように判断すれば問題ありません。問題となるのはボディの時と同じように程度の判断です。下記に主なチェックポイントを上げてみました。

●1 本体にアタリ、大きな傷はないか
●2 レンズに傷、カビはないか
●3 ヘリコイド(ピントリング)、ズームリング、絞りリングを回してみて、スムーズに回るか
●4 絞り羽根に異常はないか
●5 表示部

●1
これはカメラ本体の時と同じです。特にレンズは光軸がずれていると洒落になりませんので。


●2
当然ながら、傷があれば撮影に少なからず影響しますし、カビも同様です。カビはなれないと見づらいです。明かりの方に向けて裏から、表から覗いてみましょう。何やら白くてぼやっとした物、またカビはコーティングを食べますので、レンズ面に変な盛り上がりがある物もカビの可能性が高いです。

●3
スムーズに回転すれば問題ないでしょう。絞りリングは当然ながらクリックストップがありますが。


●4
意外と盲点?よくある不具合なので要チェック!絞り羽根に油がにじんで、正常に動かないことも多いです。本体に付けてみて、絞り最小、シャッターバルブにしてみて、シャッターを押しっぱなしにしてください。絞る瞬間が見えないぐらいであれば問題ないですが、じわ〜っと絞りが動いたらアウトです。

●5
絞りの目盛り窓があるレンズ、まれに絞りと連動しないものがあります。



◆まとめ
レンズの場合も電子接点はよく見ておきましょう。
本体、レンズ両方に共通していることなのですが、分からないこと、不安なことがあれば聞いてみることが重要です。操作方法や、ちょっとここおかしくありませんか?などなど。「なんとなく値切ってるみたいで嫌だなぁ」なんて思う必要はありません。ある程度の不安要素を抱えた物を買うのだから、極力疑問点は解決しておきましょう。お店側も嫌がったりしません。逆にそこでの対応が悪ければ、不都合なことを隠しているか、あるいは接客態度がなっていないか(笑)なので、そのお店で買うのはやめておいた方がよいかもしれません。




Scene4.中古店をチェックする


domon「先生!中古の鬼先生!カメラ故障したんですよ〜。何とかなんないっすかねぇ〜。」

橘雪翼:「.....。このぅ、バカチンがぁ〜!!いうぃですぅくわぁ〜、中古カメラぁ〜と言うものはですぅねぇ〜」

domon「....。」

橘雪翼:( ̄ー ̄)

domon!Σ( ̄□ ̄|||)
domon「きっ、金八っつぁ〜ん!助けてくれよ〜(;´・`)>」

橘雪翼:「って言うか、購入店で見てもらえよ...。」

domon「いっ、いやそれが、家は修理屋じゃ〜ねぇからなぁ〜とか言われたんで...。」

橘雪翼:「っッとにキミは....。成長せんのか?」
橘雪翼:「中古ってのはお店との信頼で成り立っているんだ。そんなクソ見たいな店で何をしとるんだキミは...。まったく。」

domon「ものすごく愛想悪いとは思ったんですけど。まぁ、物も良くて値段も良心的だったんで...。」

橘雪翼:「まぁ、割り切るのも悪くはないが、店頭だけで状態の全てが分かるわけじゃないんだぞ?後のフォローのことも考えておかないと...。お店選びも大切なポイントだ。しっかりチェックするように。」


特に問題もなく、さあ買うぞ・・・の前にちょっと待ってください。これは、物を見せてもらう前にチェックしておくべきことかもしれませんが、保証の有無も確認しておいて下さい。古い物であれば、そもそも保証のしようがないのですが、それでも万が一店頭では分からないような不良があった場合、どのように対応してくれるのか知っておいた方が安全です。
またScene3の最後で書いたように、店員さんの言動が怪しければ、後々のフォローも良くないでしょうし、何より気分も悪いですし。また物をちゃんとチェックさせてくれないお店も良くないでしょう。私の経験上では、大抵のお店でレンズはカメラにつけた状態で、カメラはレンズをつけた状態でチェックさせてくれました。
店員さんの対応が悪いな...と思ったら無理して買わずにお店を去りましょう。無礼な客と思われるかもしれませんが、そもそもお店からして無礼なので問題ないでしょう。そんなお店に二度足を運ぶこともないでしょうし(笑)





Check.買ったらやること


さて、憧れのあのカメラも手に入り、うきうき!となれば、当然の流れでしょうが、中古カメラを購入したらとりあえず試し撮りしてみましょう。見落としていた点はもちろん、お店ではチェックできないような不具合点が「写真」という結果で返ってくるかもしれません。なるべく早目のほうが購入店に言いに行くのも気持ちの面でいいでしょう。遅くとも大事な撮影(旅行、他)の前には一度フィルムを通しておきましょう。
理想は、あらゆる条件下でやればいいのですが、それも無理な話なので、まずは普通に使ってみてください。

 過去にあった中古カメラの不具合点集

シャッターが切れない
ズバリ、問題外です。でも、電池を入れかえると動いたり...? 買うときに必ずチェックしましょう。

●露出計が不安定
調整で直る場合もありますが、メーカーが修理に応じてくれなかったりすることもあり、要注意。カメラで一番壊れやすいところかも...。これまた買うときに必ずチェック。

●モルトがヘタっていて、フィルムが感光してしまった。
よくあることなので、諦めましょう。....というのは嘘です。モルトの交換は大抵のメーカーでやってもらえます。が、ミノルタ以外は大金を取られるそうで...いっそのこと、自分で張替え? 実用の前に、一度必ず試し撮りしておきましょう。

●絞り直読窓不良
いや、びっくりしましたね。ファインダーで絞りを確認しようとしたら...見えない! 買うときに、レンズも付けてチェック...実際使う状態でチェックしてみろ、ということですね。

●音が鳴る
ミノルタX-700は、各種動作に対して確認音が鳴りますが、鳴らさないようにもできます。鳴らさないような設定をしたのに、小さいとは言えしっかり鳴ってる...。ささいな欠点、とはいえ、一箇所おかしい=他もおかしい可能性が高い、とも考えられます。やっぱり鳴る仕様みたいです。ごめんなさい訂正して、お詫びとします。(2003年5月7日)

●巻き上げレバーがぐらつく
場合によっては、フィルムのコマ飛び、間隔不安定...コマとコマが重なると最悪です。実際、フィルムを通して見ないと分からないので、これまた買ったら必ず試し撮りを!





中古の本当の魅力とは?
A. 生産中止となった物を手に入れるチャンスである、ということ

今時、巻き上げレバーのついた一眼レフを買おうとしたら、MINOLTA X-370sかNikon FM3Aあたりしかありません...というのは新品に限った話。中古に目を向ければ、そこにはマニュアル一眼レフの山、山、山!! 1万円から買えるものがあれば、往年の名機が!! 今の一眼レフにはない、ピントを"手で"合わせて、絞りとシャッターを"手で"設定して、フィルムを"手で"巻き上げる、これが心行くまで味わえるのも、中古カメラならでは!!





独断と偏見によるお勧め中古マニュアルカメラ
ミノルタ:XD、X-700
XDはミノルタがライカと協定していたころの機体。感触も良くて、スペックも世界初の両優先搭載、と注目すべき点は多い。X-700はミノルタの実質最後のマニュアル一眼レフカメラ。タマ数が多くて値段もそこそこ。修理もまだ出来るので使い込むには良い機種だ。

オリンパス:OM-1、OM-2
一眼レフからの撤退が発表されたが、OM-1、2に今のところ大きな動きはなし。むしろOM-3、4に人気が集中しそう。ならば、OM-1、2はねらい目。「M-1」でもなければチタンボディのOM-3、4の半額以下で充分狙える。「一眼レフの三悪」追放、のスローガンをあじわってみてはどうだろう。

ペンタックス:SP、LX、645
SPは発売当時爆発的なヒットとなった国民的普及一眼レフ。今現在も玉数は豊富で、1万数千円で購入できる。LXは言わずと知れた最高機種。小型ボディにダイレクト測光やハイブリッドシャッター、防塵防滴仕様とイロイロ詰め込まれている。惜しくも生産中止となってしまった。645は中判カメラではあるが、初代645は値段もそう高くなく、機能面でもマニュアルカメラと考えれば十分。生産中止で人気高騰中のLXに比べればお買い得感高し??

ニコン:F、F2、F3
ニコン往年のプロ用フラグシップがこの価格で!。ただし...高望みしなければの話。でも、10万円あれば使える機体レンズ付きにお釣りが余裕で付いてくる。

キャノン:F-1
キヤノンマニュアル最高峰と言えばF-1に他ならない。Newタイプもあるが、敢えてここはメカニカルのF-1を。